店頭でのお支払い、公共交通機関の乗車、困った時の道案内や翻訳も・・・中国で生活する上で、特に欠かすことのできないスマホとその通信回線。
Wi-Fiも多く整備されている街ですが、いち早く整えたいインフラサービスです。
入国で空港に到着したその時から、いつか本帰国で離陸する瞬間まで。通信回線について、今回は上海の先輩たちから脈々と知れ渡る日本語対応OKのショップ、China Unicom(中国聯通)の専門スタッフさんにお力を借りてシェアします!
中国の通信事業者は、China Mobile(中国移動)、China Telecom(中国電信)、China Unicom(中国聯通)と、2022年6月27日から新たにChina Broadnet(中国広電)が5Gサービスを展開しています。
今回は、日本人の居住が多い古北エリアにある大型商業施設、金虹桥商场のなかに、日本語で相談・契約が可能で、知識も豊富なスタッフさんが在籍されていらっしゃるので、そのChina Unicom(中国聯通)のサービスに絞ったシェアになります。
こちらのショップの助かるポイントは、
💡上海駐在日本人向けの独自サポートがあること
💡下記に掲載したフライヤーの内容や、SIM準備などのご相談を、専門スタッフさんにWeChatで直接お問合せできること
フライヤー掲載のQRコードからWeChatで、日本語OK、日本からもご相談OKです!
私の周りのご家族ほか、法人や在上海日系機関を含む、多くの日本人が頼りにしていると聞いています。
China Unicom(中国聯通)APITA店
🔍百度地図の表記名:上海市 · 中国联通(金虹桥商场店)
📍长宁区茅台路179号金虹桥商场LG2
→金虹桥商场のAPITAエリア内、食品スーパーのセルフレジ前付近です。
▼参考 China Unicom APITA店のサポートサービス一覧
詳細は下記で紹介します!
ちなみに、会社名義契約などの法人対応も行っているとのこと。WeChatや店頭で直接スタッフさんにお問合せ可能です。
もちろん、他の通信事業者を利用している方もたくさんいます。ちなみに我が家も、先に入国した夫はChina Mobile(中国移動)を使っています。英語で契約対応してもらえたそうです。
一例としてご参考いただき、日本語対応にこだわらずに選べる方はぜひ比較して、自分に合った通信サービスを選択してくださいね!
<内容>
・【渡航後SIM開通】China Unicom(中国聯通)の料金プランと契約関連
・【渡航前SIM事前準備】短期臨時SIMまたは長期利用SIMの準備方法
・【本帰国代行解約】 ※ China Unicom(中国聯通)APITA店の独自サポート
※今回掲載のフライヤーは全てChina Unicom(中国聯通)APITA店が独自に作成したもので、許諾を得て引用させていただきました。
◆【渡航後SIM開通】China Unicom(中国聯通)の料金プランと契約関連
(2023年1月時点)
特定の中国用の電話番号を、駐在期間中などに継続して利用する “ 長期利用SIM ” (ポストペイド契約)は、店頭での契約手続きが必要です。
契約来店時は、パスポート原本のご持参をお忘れなく!店頭で登録する際にスキャンします。
事前にWeChatで日本語対応スタッフさんの出勤日時を問い合わせておくと安心です。
データと無料通話がセット。料金によって、利用可能な容量や通信最大速度が異なります。
傾向としては、上段の99元か129元のプランを選ぶ方が多いと聞きました。
<ご家族の中で最初に入国する、主に駐在員の方🧑🏻💻👩🏻💻>
日本での手続きと異なる点として、中国では銀行口座を開設するより先に、まず電話番号を所有する必要があります。電話番号が、銀行口座開設に必要な個人情報のひとつになるためです。
銀行口座開設が完了した後に、微信(WeChat)や支付宝(アリペイ)の支払機能の引落口座として設定できます。
<駐在員のご家族👨👩👧👦>
通信回線の契約名義は、中国国内にある銀行口座の名義と一致する必要があります。そのため、駐在員のご家族は銀行口座を持たないケースが多いので、ご家族も駐在員の方の名義で契約します。
注意点として、駐在員のご家族(銀行口座を持たない方)が支払機能の設定を行う際、微信(WeChat)と支付宝(アリペイ)で設定先が異なります。
▼参考 駐在員ご家族(銀行口座を持たない方)👨👩👧👦の支払アプリ設定
駐在員ご家族(銀行口座を持たない方)👨👩👧👦の支払設定先
📱微信(WeChat)
契約名義(主に駐在員)の方の銀行口座を紐付けます。
📱支付宝(アリペイ)
契約名義(主に駐在員)の方の銀行口座の紐付けは行わず(アリペイアプリ内の機能に影響するため)、銀行口座と紐付けされているアリペイアカウントと支払いを連携させる「Family Pay」設定を行います。
これらの設定は、契約時に店頭でサポートしていただけます。
<中国で利用できるSIMの入手方法>
📱短期臨時SIMを日本で購入する
①日本滞在中、日本のAmazonなどで中国本土対応の香港ローミングSIMを購入(データのみ/データ+通話)
▼一例
✈️中国で契約・開通されたSIMを日本にEMSで郵送してもらう
②中国に滞在している方が、中国の現地キャリアショップにて代理人名義で契約・開通し、日本の住所へEMSなどで郵送
③China Unicom(中国聯通)APITA店の個別対応サービスとして、WeChatのチャット上のやり取りで短期臨時SIMを購入、または、上述の長期利用SIMを契約※し、店舗から日本の住所へEMSで郵送(郵送手数料はおよそ140元)してもらう
※登録書類となるパスポートについては、渡航前はWeChatのチャット上にて写真提出によって仮対応。渡航後、店頭に来店してパスポート原本を本登録。
▼参考 China Unicom(中国聯通)APITA店対応の短期臨時SIM
✅月額料金99元 ※通常契約の最小料金プランと同等
✅中国国内での通話300分/月+データ20GB/月
✅購入後翌月末まで利用可能、延長も可能。
※ 利用開始タイミングは、即有効にするか/翌月初から有効にするか、選択できる
✅渡航後に来店して長期利用SIMを契約する際、短期臨時SIMの電話番号を引き継いで使用するか/新しい電話番号に変更するか、選択できる
※ アプリに登録した電話番号は、アプリ内の設定から更新可能。私は新しい電話番号に変更したので、店頭スタッフさんに相談して更新まで対応していただきました。
【本帰国代行解約】
いつか訪れる本帰国の際、通常は解約手続きも店頭来店が必要とのこと。China Unicom(中国聯通)契約の場合、APITA店に相談すると店頭来店なしの代行解約に対応いただけるようです。
帰国の便に搭乗する直前までスマホの通信が使えて、解約も確実に行えるので安心ですね。
今回は、上海駐在日本人向けの独自サポートが手厚い China Unicom APITA店 さんについてシェアしました。
中国渡航後の通信環境を考える上で、選択肢はこれだけではないので、一例としてご参考にしていただけたらうれしいです。
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